療法士のみならず、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、社会福祉士など様々な予防・医療・介護専門職及び基礎医学分野の研究者を対象としております。
第3回学術研修会の参加募集が開始されました。
申込はこちらよりお願いいたします。
【研修内容】
2024年1月28日(日)9時30分~12時00分
「報告ガイドラインから逆算する量的研究と質的研究 ―ビギナーから、エキスパートまで―」
【企画概要】
研究を始める際に、研究デザインの選択に悩む方は多いのではないでしょうか?また、「学会発表はできたけど、論文としてまとめるのは苦手」という方もいるでしょう。
今回の企画では、論文に掲載すべき事項をまとめた“チェックリスト”から逆算した適切な研究デザインについて解説していただきます。
量的研究では、STROBE(Strengthening the reporting of observational studies in epidemiology statement)をもとに、質的研究ではCOREQ(Consolidated criteria for reporting qualitative research)をもとに、論文に掲載すべき事項、研究の質を高めるためのポイントを整理します。
研究をこれから始める療法士、新たな研究法に取り組もうとする研究者、研究の質をより高めたいと考える研究者など、ビギナーからエキスパートを対象とする研修です。
【プログラム】
(1)「量的研究」の講義(60分)
・報告様式(STROBE)から逆算する研究法
・無料で利用できる国民代表性のある量的データの申請とデータの使い方
(2)「質的研究」の講義(60分)
・質的研究の意義や目的、内容(実例も含めて)
・COREQから逆算して考える質的研究法
(3)質疑応答(30分)
【講師】(敬称略)
池田 登顕(山形大学 医学部医療政策学講座 准教授)
横山 和樹(札幌医科大学 保健医療学部 作業療法学第二講座 講師)
【開催形式】
Zoomによるオンライン開催(ライブ形式)+2週間のアーカイブ配信あり
※アーカイブ配信は講義部分のみ
【参加費】
会員:無料、非会員:3,000円