療法士のみならず、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、社会福祉士など様々な予防・医療・介護専門職及び基礎医学分野の研究者を対象としております。
2025年度 第4回学術研修会の参加募集が開始されました。
申込は こちら よりお願いいたします。お申込みは2026年2月2日(月)までとなります。
【研修内容】
2026年2月7日(土) 9時30分〜11時30分
声の加齢性変化と臨床的介入 地域在住高齢者の評価から一般臨床での支援まで
【企画概要】
音声の加齢性変化について、解剖学的・生理学的な視点から概説する。具体的には、声帯構造や筋機能の変化、加齢に伴う発声メカニズムの変容について、実例や音響データを交えて紹介する。
次に、加齢による音声機能の変化がコミュニケーションや心理社会的側面に及ぼす影響を取り上げる。さらに、地域在住高齢者や一般臨床において機器の制約がある中でも実施可能な、実用的な音声機能の評価手法について解説する。具体的には、環境設定の工夫、聴覚的印象評価や音響分析など、現場で活用可能な方法を提示する。
最後に、加齢による音声障害に対するリハビリテーションの具体的手法や生活指導について紹介し、音声機能の改善とQOL向上に向けた支援のあり方を検討する。
本企画を通じて、音声の加齢性変化に対する科学的理解を深めるとともに、あらゆる領域で高齢者支援に携わるリハビリテーション専門職に対し、音声機能支援の重要性と臨床応用の可能性についての認識を高めることを目的とする。
【プログラム】
講義(90分)と質疑応答(30分)の計120分です。事前質問の受付は行っておりません。
当日講義を聞いて疑問に思ったことをぜひご質問ください。
【講師】
兒玉 成博 先生(川崎医療福祉大学 リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科)
【開催形式】
Zoomによるオンライン形式(ライブ形式)
※本学術研修会に申し込まれた方を限定に、研修会終了後に配信準備が整いましたら2週間のみオンデマンド配信を行います。
【参加費】
会員:無料、非会員:3,000円