療法士のみならず、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、社会福祉士など様々な予防・医療・介護専門職及び基礎医学分野の研究者を対象としております。
2026年度 第1回学術研修会の参加募集が開始されました。
申込はこちらよりお願いいたします。お申込みは2026年9月11日(金)までとなります。
【研修内容】
2026年9月16日(水)19時30分〜21時00分
「認知症とともによりよく生きる」を支えるためにリハビリテーション職ができることは何か? ~本人の視点から「環境調整」を再考する~
【企画概要】
近年、認知症ケアの領域では「パーソン・センタード・ケア」や「認知症フレンドリー社会」といった理念が広く浸透しつつあります。しかしながら、臨床現場におけるリハビリテーション職の関わりは、依然として転倒予防・徘徊対策・行動心理症状(BPSD)への対応といった「管理」や「リスク回避」の視点に偏りがちです。本来、リハビリテーションが目指すべきは、認知症のある本人が「自分らしく、よりよく生きる」ことを支えることにあります。そのためには、専門職が一方的に課題を設定し介入するのではなく、本人の主観的な経験・思い・価値観を起点に、物的・人的環境を再デザインしていく視点が不可欠です。
本研修会では、こうした問題意識のもと、リハビリテーション職の役割を「ウェルビーイングを支える専門職」として再定義し、本人の視点に立った「環境調整」の在り方を改めて問い直します。具体的には、管理に留まらないウェルビーイングをアウトカムとした目的の再定義、本人の思いや価値観を把握するアプローチ、本人の視点を反映した環境調整のデザイン、そして施設から在宅まで本人の望む暮らしを支える具体的な実践事例について解説いたします。最新動向を踏まえた学習を通じて、実践的な視点を獲得し、多職種連携におけるリハビリ職の役割を再確認できる機会となります。
キーワード:認知症、ウェルビーイング、物的環境、人的環境
講義のポイント
管理やリスク管理に留まらない、ウェルビーイングをアウトカムとした目的の再定義を行う。
すべての出発点である「本人に直接聞くこと」、主観的な経験を理解する。
本人のしたいこと、できることを引き出す環境や関わりをデザインすること。
施設から在宅まで、本人の望む暮らしを支える具体的な事例紹介で実践に結びつけるポイントを整理する。
【プログラム】
講義(70分)
質疑応答(20分)
【講師】
講師:月井 直哉 先生(認知症介護研究・研修東京センター)
【開催形式】
Zoomによるオンライン開催(ライブ形式)+2週間のアーカイブ配信あり
【参加費】
会員:無料、非会員:3,000円